Love-ing(アイエヌジー)
「でもね、スコア記入はマネージャーとしての大事な仕事なんだから、野球部のマネージャーになったからには、苦手でもちゃんと覚えなくちゃダメだよ。そのうち私もいなくなるんだし、誰が・・」と、大谷センパイが言ってる途中で、「これくらいは分かるだろ」という低い声が、大谷センパイを遮った。

いつの間にか、辻堂監督が、ここに来ていた。

えっちゃんは、辻堂監督が指しているスコアブックを見ると、「・・・ワンボールからのホームラン」と答えた。

・・・えっちゃんの口調は、割とスラスラしていたけれど、声は、どことなく不機嫌さを漂わせている。
大谷センパイから、少しきつい口調で言われたことで、ふててしまったのだろうか。
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