枯れた花は何度も咲く
: Sin
たくさん待たせたね。
たくさん泣かせただろう。
たくさん傷付けただろう。
でも俺は、
玲は待っててくれると信じていた。
玲は、料理も苦手。
バスの乗り方もわからない。
なのに、花のことは詳しい。
ほんとに不思議な人。
だけどそこが好き。
運命って信じる?
俺は、
玲と出会えたことが運命なら、
運命を信じたいと思う。
あの時バスに乗ってなかったら……
あの時1本早いバスに乗ってたら……
そう思うと、やっぱり運命だと思う。
玲と出会わなかったら……
と考えると怖くなるくらい、
俺には玲が必要なんだ。
これから、
玲を一生愛する。
玲を一生守っていく。
玲の笑顔を大事にする。
それもこれも運命なのか?
いや、これは運命ではない。
これは、
俺の使命だろう。

