お見合い求婚~次期社長の抑えきれない独占愛~
まず四十五分かけて一件目のクライアントへ。
無事書類を手渡したあと、逆方面へ戻るような形で次の目的地に向けて電車に乗った。
到着する頃には、すでに六時近くになっていて、金曜日のこの時間、駅は帰宅の人の群れで溢れかえっていた。
大通りを歩けば、これから飲みに行くのだろうか、陽気な大学生やサラリーマンたちが列をなして歩いている。
人混みをすり抜けて、指定されたオフィスビルに辿り着くと、もらったメモを握りしめて電話をかけた。
「お疲れ様です、立花です。頼まれた書類を持ってきたのですが……」
すると、受話口から響いてくる穏やかな声。
『穂積です。わざわざありがとう。すぐに向かうから、エントランスの待合スペースで待っててもらえる?』
彼の指示に従ってビルの正面玄関に足を踏み入れると、奥にはエレベーターが六台、その手前に受付カウンター、そして左端にはテーブルとチェアが数対置かれていた。
ここで待っていてほしいってことかな?
無事書類を手渡したあと、逆方面へ戻るような形で次の目的地に向けて電車に乗った。
到着する頃には、すでに六時近くになっていて、金曜日のこの時間、駅は帰宅の人の群れで溢れかえっていた。
大通りを歩けば、これから飲みに行くのだろうか、陽気な大学生やサラリーマンたちが列をなして歩いている。
人混みをすり抜けて、指定されたオフィスビルに辿り着くと、もらったメモを握りしめて電話をかけた。
「お疲れ様です、立花です。頼まれた書類を持ってきたのですが……」
すると、受話口から響いてくる穏やかな声。
『穂積です。わざわざありがとう。すぐに向かうから、エントランスの待合スペースで待っててもらえる?』
彼の指示に従ってビルの正面玄関に足を踏み入れると、奥にはエレベーターが六台、その手前に受付カウンター、そして左端にはテーブルとチェアが数対置かれていた。
ここで待っていてほしいってことかな?