魔法学校 l
「ユウ頑張れよ!」
「頑張ってねー」
「ああ。行ってくる。ループ」
次は、サイに勝った2年の先輩とユウの対戦だった
「ユウなら楽勝だなー」
「ふーん、そんな相手にサイは負けたんだー」
「グサリと刺さりましたよ??今の一言!!」
「はいはい」
確かに、ユウなら楽勝だろーな
いいな
あんなにも強いなんて
あたしにもあれだけの力があればな…
「……悲しいねー」
小さく呟いたはずなんだけど、隣に座っていたサイには聞こえてしまったんだろーなー
「強くなればいいじゃねーか。な?」
そう言って、わんぱくボーイのサイが大人びた笑顔を不意に見せて
手をあたしの頭にのせてぽんぽんするから、
「やめれ」
照れるじゃんか
始まったユウの試合を見ながら、サイの脇腹に肘打ち
「いてーな、おい笑」と言ってるサイを無視
ドキドキなりっぱなしの鼓動が止めらんないよ
このバカサイめ!!