『再会』筆に込められたラブレター
次の日私達は学食にいた

「莉奈はお弁当自分で?」

「うん、ママがもうそろそろ自分でしなさいって」

「えらい!」

「そんな、一人暮らししてる真穂のほうが偉いよ」

「料理はあんまり……学食助かるわ~(笑)」

「だよね」

「サークルは入るけどバイトもしなきゃと思ってる、だからまずサークルを決めてサークルのない日にバイト入ろうと思ってるんだ」

「そっか、昨日もらったチラシとか見てどうだった?」

「うーん、やっぱり私達が出会った所だと思うんだよね、莉奈はどこか気になるサークルあった?」

「特には……」

「じゃあ今日覗いて見る?部長さんもイケメンだったし」

「ちょっと真穂~(笑)部長目当て?」

「まあ、それもアリじゃない(笑)」

二人は午後の講義へ向かった

授業を終え昨日貰ったチラシを莉奈一人でサークルの行われてるセミナー室へ向かう

真穂は書類の手続きがあるとかで先に行っててということだった

「広いよ、どこ?」

莉奈は方向音痴みたいだ

「あっ、ここじゃない?」

ようやく教室にたどりついた
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