運命の恋~もしもあの時・・~
「遅くなりました。ってあれ?まだお酒飲んでないんですか?」

おつまみ程度のものを注文しただけで田邉さんを待っていたのだ。

「揃ってからじゃないとお前は強いからな。周りが困る。しかも俺は車なんだ。」

「えっ?代行頼めばいいっすよ。しかも俺、先輩の隣っすか?癒されません。」

やっぱり田邉さんが来ても冗談まじりな会話になり楽しく過ごした。
それからとりあえずのビールを皆頼み乾杯をした。

「何気に4人って初ですね!」

「そういえば、香織、夜出てきて大丈夫なのか?」

ドキッ

「えっ?大丈夫だよ!娘は友達のお家にお泊まり行かせてもらってるの。」

「ふ~ん、旦那もよく許したな。俺なら付いていくけどな。」

「ハハッ、それはそれで怖いよ…」

田邉さんならしそうだ!

「そういえば香織さんの娘さんにはお会いしたことないですね。社長と田邉さんはあるんですか?」

「う~ん、会ったというかちらっとなら後ろ姿見たかな?」

「確かにないな。香織に似てるのか?」

思い返せば初めて田邉さんに会った日にチラッと見られたのかも。
あの時はただ娘に会わせたくなくて隠すように逃げ帰ったもんなぁ。
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