クールな君と秘密の恋を。



「可愛くねーから。」


「…っ」


そう言った理人の顔はとても色気があった。



「わ、わかったから退いてよ…」



「なぁ。」


「ん?」


「……襲っていい?」


「っ!?」


い、いきなり何を言うかと思えば…


「えっ、と、、」


「ごめん、冗談。もう寝るか。」


私は理人の腕を掴んで、また私の方に引き寄せた。


「な、んだよ。」


「……嫌じゃない」


「…それどういう意味か分かって言ってんの。止められるかわかんないよ」


「わかってる。触れてほしい…の。」


すると理人の表情が少し変わった。



< 217 / 232 >

この作品をシェア

pagetop