溺愛なんだから、許してよ
『あぁ…、なんでいつもカッコよく渡せないん

だろう…。今度こそ、カッコイイねって言って

もらいたかったのに。』

耳まで真っ赤にしながら、軽くしゃがみ込み

顔を隠していた。

「無理にカッコよくしなくたっていいの

に…。」
 
「だって、カッコよくしないとお前に嫌われる

と思って…。」

頬を少し膨らませて、少し拗ねてる顔が可愛くて

私は、いつの間にか頭を撫でていた。


『いつだって、私のカッコイイ自慢の彼氏だ

よ。』

私は、そんな不安も吹き飛ばすようなとびっ

きりの笑顔をみせた。

すると、彼氏はますます顔が赤くなってしま

い、甘ったるい気持ちに包まれた。
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