暁くんがメガネを外したら・・  【完結】
「もう無理だ、って思ってたある日、
 メガネを掛けると
 人格が逆転することに気づいた。
 なんていうのかな。
 メガネがフィルターみたいになるんだ。
 (とが)った自分が、
 メガネというフィルターを通すと、
 (とげ)がなくなる感じ。
 それからはもう、メガネ男子。
 おかしいだろ。引くよな・・」



暁くんが、こっちに視線を向けた。



「メガネ、今部室だから
 あんま近寄らない方が…」



―――ダンッ



『私だって一緒だよっ。
 お化粧すると、ちょっと可愛く
 なれた気がして。
 正々堂々とJKです!って顔して
 街を歩ける。けど、すっぴんだと
 自信がなくて、下向いちゃう。
 変わらないよ、暁くんも私も』



あっ!

私っ・・っ!!

ベットに横になっている暁くんの
顔の両サイドに手をつき、
床ドンならぬ、
”ベットドン”、っていう・・

この肉食女子のような状況っっっ
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