恋するリゾート
   やっぱり・・・・・めぐみのこと・・・・・・

   「そんなに めぐみのこと 好きなんだ」


     思わず つぶやいていた


    「 なあ お前も すごく勘違いしてねぇ?

            
      お前に言われるまで 

      そいつの存在すら忘れてたけど・・・・・

      その事????」

   

      「付属の時 信君 めぐみにキスされて 

       嬉しそうに 笑っていたじゃない

       それに 付き合っているって

        噂だったし・・・・・・」

       「それって やきもち?」


       「やきもちじゃない///// 

   
        あの時は まだ私は 


        婚約者だったからいやだったの!」


        思わず叫んでしまった

        「でも 親が勝手に決めた婚約者だろ!」

        「何それ」

        「お前が 言ったんだろ・・・・・」


         吐き捨てるように言うと


       「 そんなこと 信君に言ったことない」


       「ああ 俺には言わなかったな・・・・

         お前に告った奴らが言ってたよ・・・・」


       「だって 今更言っても仕方ないけど・・・・・


        シン君に ・・・・シン君に嫌われてる私は 

        
         何て言えばよかったの?

        
         今は ゆうこと付き合っているけど 


          信君が婚約者ですって?」

          
          つぐみは あの時の気持ちを思い出し 

          今でも信を思う気持ちが止められず


          目に涙が溜まってくるのを

          見られまいと窓に目を向けていた





         信は そんなつぐみを見ていると

         堪らない気持ちになり 

         思わず つぐみを抱きしめた

   

      「ねえ シン君 忘れられない人いるのに 

    
       やさしくしないで・・・・」



          「・・・・・・・・・」



      しばらく 沈黙が続いたあと

      信が意を決したように話し出した



      「今更 遅いかもしれないけど

       ・・・・・今も昔もずっとつぐみが好きだったよ」


     つぐみは 思わず信の腕の中で信を見上げ 

     驚いた表情で見ていた

     信はそんなつぐみを見ると

     恥ずかしそうに もう一度抱きしめた

  
    「小学校に入ってしばらくすると

     友達にからかわれだして・・・ 


     それが嫌で・・・

     つぐみを無視してた・・・・・

     中学に入ると なんだか 

     意識しすぎて (大きく息を吸うと)

     どう接していいのか わからなくなって・・・

     それに あの桜の下以来 

     お前の気持ちも聞いたこと なかったし・・・・

     でも 俺なりに 告られた時は 

     好きな子いるからって 

     お前への誠意のつもりで言っていたんだけど・・・・

     ゆうこは ただ 部活の部屋が近いから 

     いつも時間を合わせて

     あいつが付いてきたんだ・・・・・」  



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