恋するリゾート
その頃
「 もー 何で シン帰ってこないのよー」
すずが 地団太を踏む勢いで
朝食のパンをちぎりながら口に入れる
「 まあ いいじゃん ! 」
樹がのんきに言うと
すずは 樹に
「冗談でしょ~ いいわけないじゃん!
後一週間しか バイトないんだよ・・・・・
せっかく リゾートで
気分変えてシンにこっち向いて
貰おうと思ってるのに・・・・
もう こうなったら 毎日飲み会よ!!!」
そんなすずを見ながら 呆れたように
優子は
「 ねえ 何で あんたの恋と
毎日の飲み会につながりがあるの?」
聞いてみるも すずは 当然というように
胸を張り
「 いい いくら御酒の強い シンだって
連日飲んでたら 酔いが早く回るじゃない・・・・」
堂々と まるで教授が講義をするかのようにいう姿に
樹は 呆れることなく のんきな表情で
「 なあ それって 既成事実を先にって事
・・・・・無理じゃね・・・・でも がんばれば」
応援しているのか からかっているのかも
わからない表情で言う
香織は すっとんきょな声で
「ねえ そんなんで 彼女になれるなら
今までの一回限りの彼女たちもとっくに
彼女でしょう!!!!!」と叫ぶも
すずは 人差し指をたたて
首を振り
「私と 彼女たちは違うの!!!!」
にっこりと笑うも
「あんたの 態度は他と違うけど
シンの態度は他と何も変わらないよ・・・」
優子は 投げやりに助言する
悠人や樹は冷静にすずを諭すような表情で
優子の意見に同意する
「 前から 思っていたけど すず 肉食派だよな・・・・・・」
悠人が 言ったとたん
「朝から お前たち何盛り上がってるな
・・・ここだけ うるさいぞ 」
信が冷静を装い声をかける
「シン どこ行ってたのよ!!!!」
すずが 信に駆け寄り腕にすがると
「どこも 行ってないけど・・・・・」
そう言いながら すずの手を払いよける
「 シンの朝帰りは めずらしくないよな!!!!」
ゆうとがニヤニヤしていっていると