トモダチ地獄~狂気の仲良しごっこ~
「パパ活って……おじさんにお金援助してもらったりするやつでしょ?」

嫌悪感丸出しの彩乃の反応をみて喉の奥がきゅっと詰まった。

「今結構やってる子いるみたいだよね……。でも、それって……言葉は濁してるけど……犯罪行為だよね。だけど、どうして急にそんなことを……」

続けて梨沙も顔を歪める。

薫子の口から出たパパ活というワードに二人は不思議そうな表情を浮かべていた。

「やっぱり、そういう反応になるよね。パパ活なんて下品なことをしてる友達がいたら、どう?」

薫子はちらりとあたしに視線を向けた後、彩乃と梨沙にそう問いかけた。

「そんなの嫌に決まってるでしょ。最低最悪な行為だし。そんなことする子とは友達にならないから。そもそもそうやって楽にあぶく銭を稼ごうっていう考えが無理。早くやめた方がいいと思う」

彩乃の言葉に心臓がドクンっと震えた。

あぶく銭……?

彩乃はあたしがパパ活をやっていたとは知らない。

だけど、その言葉はあたしに投げかけられている気がする。


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