先生、私のこと好きでしょ?

煌の史上最強嫌いな奴*煌side*

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分からなくなった気持ち。
アイツの気持ちがやけに遠い。
急に遠くなった。

何故離れて行こうとする?

なあ、、ゆあ。


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*煌side*


ゆあを助けられなかったあの日。

そして、ゆあを先生に奪われたあの日。

塞ぎ混んでいた。

買い物とか言う気分じゃ無かったけど、合宿の買い物に、出かけたショッピングモールで、ゆあにあった。



俺達は出会うのが運命なんだって、思ったぐらいだ。

なのに最初に気づいたのはゆあじゃない、あの悪魔先生で。

少しばかりイラついた。



いつも、ゆあの隣に居たのは俺なのに。

気づいたら横から来たやつに奪われていた。


合宿がチャンスなんだ。

ゆあの傍に居られるチャンス。

絶対、幸せに出来るのはーーコイツじゃない。


先生ってことを忘れて、思わず睨んでしまう。

「何?赤松。
なんか、言いたそうだな」


は?

先生は駄菓子に夢中、そんな背中を睨みつけたと言うのに。

何故気づく。。


「俺、気配読むの得意なんだ。
保健医になる前は、いつも命、狙われてたからな」


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さも、当たり前の様に言う先生。

命狙われてたって、どんな生活してたんだよこの人。


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