先生、私のこと好きでしょ?
「赤松、あんた、最低だよ!!」


沙月ちゃんが泣きそうな顔で、怒鳴ったのが見えた。


私は煌の顔を見れない。

ただ、今の現実が信じられないことで、ずっと煌の胸を叩いた記憶だけある。





「煌ーー、なんでそんなこと」



仲の良かった優くんは
驚愕していた。


先生は、、

ずっと目を瞑ったままだ。



何にも言わない先生に、私は不安を持つ。


「私は先生と離れたくない!」









私は自分勝手?



だって私がそうならきっと煌も。。







「ーー俺だってゆあと、離れたくないよ」






同じ、気持ちなはずだから。



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