Summer -未成年-
「さて・・・。
じゃあ今からとても大切な話をします。」
一体なにを・・・?
丸井先生が何本も伸びる中から、一際太くてしっかりした枝に・・縄を結びつけた。
「君達が犯した罪は、
俺が一手に引き受けます。」
「「!?」」
「よっぽど頭のキレる凄い人が警察にいない事を祈るばかりだけど・・
それでも、
“いつか佐倉の死体が見つかってしまう日が来るんじゃないか?”
そうやって怯えて生活する必要はない。
仮に見つかったとしても、警察には“丸井が佐倉を殺した”と思わせるから。」
「ど・・どうやって・・・?」
「無い頭で考えた。
警察に尋問された経験は無いけど、多分あの手この手で彼らは攻めてくるだろうから、
俺がそれに耐えられる保証は無い。
・・・・だったら、
何も言わなければいい。
何も言わなかったら彼らは勝手な想像で物事を進めてくれる。
“無口”っていうのは最大の防御だと俺は思う。」
「先生・・何言ってるかよく分かんないですよ・・・。」
「なんでそこまでして僕達の事を庇ってくれるんですか・・?」
「・・・・・・・・・・・・。」
「「・・・・・・・。」」