虹色シンデレラ
(街の案内は別の者に行かせます)

(それは困ります。私は虹子を)

(いい加減にしろ。これ以上言うと、日本で何をしていたかをあんたの父上に報告するぞ)

(・・・)

王子が黙った。


フン。

調子に乗りすぎなんだ。

客なら客らしく、おとなしくしていればいいものを。


(私と虹子はこれで失礼します。どうぞごゆっくりパーティーを楽しんでください)

完璧な笑顔で笑いかけた。


先ほどまでの余裕はすっかり消え、鋭い視線で睨み付ける王子。


俺は虹子の腕をつかむとその場を後にした。。
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