【短】時をこえて好きだと言うから
「ていうか……それって、あたしが誘ってもいいってことかな…?」


拒否はされてないような?


「え……あぁ…はい、喜んで」


はにかみながらひろくんが言った。


「ほんと!?」


単純なあたしは簡単にテンションが上がった。


「冠婚葬祭以外なら絶対駆け付けます」


「あはは♪ありがとうございます。てか何で敬語?(笑)」


「え、あれ?…なんて言うか……照れ隠しとか?」


そう言って少しだけ赤くなったひろくん。


もしかしたらあたしの気持ち……

少しは伝わってるのかな?




なーんて。
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