。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
「ーーーー来いよっ!!「やっ!?」

龍が嫌がるあげはの腕を掴んだ。




泣いてるあげはーーーー。
収拾が付かないその時ーーーー。




カシャンーーーー。
冷たい金属の音がした。









「ーーーー何してるわけ?

黒、なんのつもりだ?」





金属音は、手錠の音。



「はい、21時半、女子高生に対して強制性行罪にて、逮捕するっ」


それは、黒とは思えない低い声。





黒ーーーー?



「それ、本物?」

「見世物に見える?重さも何もかも、違うよ。
悪いけどーーーー引き離すから。
あげはちゃんに、乱暴する奴は、誰でも許さない!」






そう、黒が口にした瞬間ーーーー。





ドアは叩かれた。









「ーーーー犯人は、確保しました!」





ーーーー黒。



そうだよ、黒はーーーー警察の人間だ。


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