。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
「まあ、快晴だし、雨なんか降りそうにないわな。気のせい気のせい」


そう、今のとこ雨が降る気配すらない。
そればかりか、日差しは増すばかりでーー
照りつける暑い日差しは、、

俺達に容赦なく降り注いだ。

「気持ちいいね!
海!!最高!」


ほんと、何も変わらない日常が過ぎ去る。
いつも見たいな、柔らかい笑みをこぼして、幾度も変わらない時を過ごす。

それが当たり前の日常だった。



なのにーーーー





「ずっと一緒だからな。

あげはっ」




「どうしたの?
当たり前でしょ?
ずっと一緒だよ!」




そうだよ、変わらない。
何も変わらない。

「ーーーーああ、ずっと一緒だよ」




この先、何も起きないことをただ祈るだけ。



ゴロッ。






遠くの空が光ってるのに、気づかなかった。




< 175 / 334 >

この作品をシェア

pagetop