。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
「いやいや、快晴快晴だな。
何時までいる?
明日は病院だし長居はな」


ピカッ!!


ーーーー!?


「今、、なんか光らなかった?」


あげはが呟いたと、同時に光る空。

まさか、ありえない。
あんなに照りつけていた空はーー


今は、まっ暗い。


「な、なんで!?」


予報は、晴れだった筈だ。
あり得ない。

「おーマジ心霊スポットらしくなってきたな!
良かったな、レイ!」


なぜ、レイに振る。

「ありえない、早く帰るぞあげは!」


ほんと、ありえない。

急激に暗くなる空。

雷が近づくのが、わかる。
次第に近づいて行く雨雲が、海岸沿いを覆った。



俺達は、走った。


海の家まで、後少し。



「ミナミ!!シュウ、帰るぞ!
雨雲が、やばい!!マジ、呪いだ!!
行くぞ!」


海の家の中は、ガラリ、と冷えて人一人としていない。


はあ!?
あいつらどこ行った?


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