。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
「ーーえっ?
君って、もしかしてーー」

誰の声か、判別出来ないぐらい混乱してた。



ピカッ!!


一際目立つ光が、光った瞬間ーー





居たはずの女の子は消えていた。



「ーーえっ、居ない。
俺の気のせい?」

シュウが、焦った様に言った。


いや、俺も見た。



女の子。。



確かにいた。

ただ、口にはしたくない。

現実になりそうでーー。





「女の子居たよ、今。

そこには男の子いるよ?」



はあ!?


ミナミが、指した場所を見たら学ラン姿の男の子。


「「「うわぁ!!!!」」」


あ、ありえない。

霊感なんてない。
全くの皆無だ!!

今まで、見えたことなんかない。

「俺、見えたこと無いけど。
こんな心霊現象ありえないだろう!!」

引きつり笑いのシュウ。
あー、鈍感そうだよな。
お前。

< 181 / 334 >

この作品をシェア

pagetop