。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
「シャワーしてるけど何か?」

めちゃくちゃ冷たい黒さんの、黒い部分。

「いや、すいません。
なんでもーーーー」


ガチャ。

「あ、黒くんっ。
ーーーーッ」

あ、こいつらか。


「「すいません!!!
失礼します!」」


あ、逃げた。
まあ、確かに逃げて正解。


だって黒さん、黒いですもん。


睨みがやばい。

「ーーーーツヨシ。
ちょい今、家帰れないんだけどさあ。
置いてくれない?」

「え、はい。

それは構いませんがーーーー。」

「客間室あるよね?
そこ住まして。
さすがに幹部室は無いよな」

確かにないです。

あいつらが、女の子と居て何もないとかあり得ない。


「わかりました、準備します。
あのーーーーその彼女さんの名前は」

聞いていいのか、悪いのか。

「あ、織原 舞です。
よろしくお願いますっ」

舞ちゃんか。
同じぐらいかな?
つか、どこかでーーーーー?
思わずジッ、と見てしまう。




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