。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
ーーーーーーーーー
戻った教室に、違和感なく馴染んでる奴ら。


「いや、衣装はやっぱこのタイプじゃね?」


悪目立ちすぎの、奴らを盗み見た。
「シュウさん、それヤバすぎ!!
あははっ!」

いつの間にか、馴染んでるクラスメイトの輪に
溶け込むシュウとか、言うやつ。


「マジ似合いすぎ、黒っ」


誰かの制服を着てる黒とか、言う奴になんの違和感ももたない。


なんつーか、ガキ過ぎ。

顔が見るからに、幼な過ぎて双子と聞いたが多分こっちがーーーー弟。


「弟くんは、制服が似合うね!」

嘘で固めた笑みを向けた。





硬直する奴らーーーー。


何?




「あは、黒。

弟だってよー。
ウケるっ」


な、何が?
何故笑うーーーー?


なんかいけないこと言った系か?

カチャンーーーー


冷たい金属の音がした。




冷たい金属が、手首に治るのがわかった。



手錠!?
重さからたぶん本物。


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