。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
泣かしてしまったって気づいた瞬間ーーーー。


弱めた腕。



「あげは!!!」



腕の中から離れてくあげは。

それはーーーー、早かった。


いや、自分が動けなかった。









バタンーーーー。






玄関のドアの音?


時計を見たら、深夜2時。

ーーーーっ。

バカだ。
俺はーーーー。




こんな深夜に、元我龍の姫であるあげはを、一人にさせるなんて、あり得ない。


龍を憎んでいた奴は、たくさんいた。

ケンカっ早い龍を、よく思わない族はたくさんいた。










今更、、あげはがなんて思わない。


今更、、狙われる訳ない。

だけどーーーー。


一人には、到底出来ない。


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