。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
「あれはっ、強くなるための特訓のためにだな」

何が強くなるための特訓だよ。
「へ〜、どう見ても甘い声だったけどね、あげはのっ」

「や、やだ。
聞こえてたの?
だから、毎晩は嫌って言ってるのにーーっ」

あー、ビンゴだ。

真っ赤で恥じらうあげは、はまだまだ純粋で可愛い。


咲かしてみたい花。

「あげはの声、可愛かったよっ」
意地悪ぐらい許してよ。

だってそしたらきっとーー。

「しばらくしないからね!」

そう言うに違いない。
ジュースを一気呑みしたあげは。


「あ、それあげはちゃん。

アルコール入ってるーーんだけど」


は?


あげはを見たら、真っ赤だ。



「ふにゃ、白っ。
好きっ」

まじか。
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