。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
でも、悪い気はしない。

俺はあげはを抱きしめた。

甘えたあげはの甘い声。
「おい、あげは。
何、してんだよ!」

どうにか、引き寄せ様とする龍。

だけどーーーー。


「やっ、白がいい。
ねえ、白、龍が、いじめるの。
やっつけて!」









「あげはちゃんは、酔うと甘えん坊になる。
メモメモ。
さすが、あげはちゃん奥深いっ」


黒は、なんだかブツブツ言ってるし。

小さなノートになんか書いてる。

「あ、あげは。
意地悪してないろ?」


少しだけ、焦った龍の瞳。

「意地悪してるよ、毎晩。
いじめる龍なんか、嫌いっ。
白がいい!!」




お酒の効果なのかーーーーなんなのか。



なんつーか。



「あげはちゃんは、酔うとツンデレになるわけね。メモメモ」


なんだか如何わしいメモだな。
あんなんメモして何になるわけ?

「ーーーーもう、あげはに酒は誤っても飲ませねーよ!」

だろうね。


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