。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
「え、龍いないの?なんで?
暮らしてなかったっけ?
みんなでっ」


暮らし始めてからの今日までーーーー変わらない日々だったこと。


龍があげはに無理矢理しょうとしたことーー。
そして、、



「ーーーー黒が?
龍をーー?まじか。
今、黒はーーーー」


ユウは信じられない顔をした。


「大丈夫、おじさんが悪い様にしないよ。
いい加減な人だけど、いい人だし」


「いい加減な人なのに、いい人なのがわからない俺」


話の腰を折るなよ、シュウ。



「あげはーーーー、龍はおじさんがしっかりしてるから、大丈夫。
ーーーーいい加減なとこもあるけど」


ーーーー。


「いい加減を、アピールしたいのかーー、いい人をアピールしたいのか、どっちなんだよっ」


わかる、シュウの言い分も、わかる。

だけどーーーーおじさんって本当にいい加減な人なんだよ。


「会えばわかる。
そう言う人だからっ」

そう、そう言う人。


「ならさあ、会いに行けばいいんじゃね?」

物凄く軽めなシュウ。





「警視庁に?
行く勇気あるーーーー?」






悪さ100%逃げまくっていた俺ら。

会うにも勇気がいる。
いくら公正したとは言えーーーー。

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