。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
「痛いなっ、あげはちゃんはあげはちゃん。
舞ちゃんは、舞ちゃん。

だけどーーーー、一つ言えるならば」



余りに、長い間。
何言う気だよ、コイツ。


「二人共、可愛いよね!!
舞ちゃんは、お姉さん系で綺麗だし、あげはちゃんは可愛い純粋系!!」







「それでさあ、とりあえず片付けな。
明日、また学校だろ?」




「共学らしいけど、様子見に行く?」



「おい、聞けよ!」

聞かねーよ、バカな会話。

話にならねーよ。

そしてーーーーお開きになった夜。





黒と同じ部屋に押し込まれたように寝た。

黒は、スマホをいじりながらニコニコだ。
深夜に誰と連絡とってるわけ?

「なあ、何してるわけ?」


いやに、ニコニコな黒。

「舞ちゃん、今夜勤らしいよ。
明後日休みらしくて、デートすんだ。」

何?
まじなの、コイツ。

「ーーーーまじで好きなの?
相手に好きな人居たらどうする?」








「そんなのーーーー奪い返す」


黒は、スマホを弄るのをやめて俺を見た。

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