。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
「ーーーー寝た?」
俺の腕の中ーースヤスヤ眠るあげは。

可愛いし、相変わらずーーーー。

龍は、なんだか面白くなさそうだ。
まあ、だろうね。

彼女が、違う男の腕の中で寝ているわけだからね。

「じゃあ、運ぶかな。
つか、制服のまんまだな。
皺にならないかな?」

「わーお、制服って燃えるね!
まじで!!
なんか、さあ、聞いたんだけどーー、あげはちゃん、学校でモテモテらしいよ!」



ぴくっ。



「なんか、可憐な蝶って言われてるらしいよ!
最近、髪染めて可愛くなったもんね。
あげはちゃん、なんか最近色気出てきたよね。


素足とかね。
いい!!いたっ!」


なんかーーーーイライラしてきた俺は、黒を殴った。


「お前は、織原舞が好きなんじゃないのかよ。
あっちこっち、目を向けてうぜー!!」

舞ちゃん、舞ちゃん毎晩うるさい奴が、あげはのことばかり。


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