。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
「ーーーーうわ、もしかして修羅場!?
いいね〜いいね〜、あげは、警察ゴッコしょうぜ!捕まえたっ!!「きゃっ!」

シュウくんに突然、抱き寄せられた。




ガン!!!!













ーーーーーーーー!?

何が、起きてるの?


白とレイくんの長い足が、シュウくんの顔スレスレの壁に叩きつけられた。




「ーーーーっ」

ビックリで言葉が出ない。

小さなあたしは、シュウくんについくっついてしまう。



「今、冗談いらないから」


それは、冷たい白の声。




「イライラすんだよ、シュウ。
その"作り物のキャラ"やめれや」


作り物ーーーー?

あたしは、シュウくんを見上げた。


ニヤリ、と、笑うシュウくん。


全く動じない反応に、ビックリなのはあたしの方だ。


「あはっ。
つか、あげはビックリし過ぎ。
可哀想じゃん、震えてさあ。
大丈夫だよ、コイツらが嫌いなのはーー






本心を言わない俺だもんなっ」




本心ーーーー?



なんの本心ーーーー?


< 73 / 334 >

この作品をシェア

pagetop