。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
「ありゃ、やっぱり逃げ出したか」




見なくてもわかる。



「ーーーーおじさん。

龍を行かせてやって。
あげはが、龍に助けを求めてるんだよ。

あげはには、龍しかーー!?」


差し出された黒いスマホ。





ーーーーーー!!





「ーーーー大丈夫、みんなに守られて生きてる。


みんなで、助けに行けばいい。
好きなんだろう?
あげはちゃんがーー」

スマホの中には、一つの倉庫に囲むように警察の人がたくさんいた。




「ーーおじさん、なんで」


戸惑い。



あ、そういえばあれが無かった。



「ーーーーGPS。まさかっ」


安全のため、渡されたピンクの機械。



「初めから、こんな鍵のない部屋にいる部屋でいつ逃げてもおかしくない場所に、 部屋を設けた。




逃げるのは、想定内だ。


大丈夫、二人はきっと無事だ」




おじさんーーーー。



「ありがとうございますっ」




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