純粋で綺麗な涙が1粒流れるとき。私は輝ける事を覚えた
こんな急にキュンとするのは漫画の中だけだと考えていた。

今まで考えてた事が全て吹き飛んだ。

迷ってた私がバカみたいだと思う。

急に景色が色鮮やかになる。

気が付いてなかったが、今まで白黒の景色が流れていた。

「これが恋!?」

幹太に聞こえないような小さな声でつぶやいてしまった。
心の声が思わず出てしまう。

「今、何か言った?」

幹太が私の声に反応する。

私は急に恥ずかしくなった。穴があったら入りたい…

今の焦りが顔に出ないように笑顔、笑顔。

心で泣いて、顔で笑う!

でも、今は心で焦り、顔は引き攣る笑いw

ここに鏡があったらロボットみたいにぎこちない笑いをしてるのだろう。


幹太が手を繋いでくる。自然と私も右手で幹太の手を握りしめる。

今の私は何かを悟ったように清々しい!

こんなにいろいろな人が居るのに幹太しか目に入らない!

出会ったあの日のように、心臓の音が高鳴るデートになっていくのだった。
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