HAPPY-LIFE

噂の始まり

「思い出した事を教えて」
「あの日風で飛ばされた帽子を探しに行った。俺は見た。怖かった。殺人・・・現場を・・・見た・・・」

健太さんは叫んだ。

「・・・殺される・・・◯◯さんに!!死にたくない。助けて」

パニックになって泣き出した。

「信じ・・・てた・・・のに」
「やっぱり開けちゃダメなやつだよ」
「どうして?これで遺族は安心出来るだよ」
「健太が壊れちゃうよ」
「でも解った事を黙ってるのは無理。自首を勧めよう」

そう言ってチヨが部室出た。
< 307 / 352 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop