【シナリオ版】釣った夫は腐ってました!~鈴ノ木夫妻の新婚事情~
美香「ていうか、今日はなんで誘われたんですかね?私」
松島と美香は社内の飲み会で時々一緒になることはあっても、ふたりきりで
飲みにいくような間柄ではなかった。それなのに、突然、松島から誘いがあったのだ。
松島「横綱じゃないと、誘う権利もなかった?」
松島はおかしそうに目を細めた。
美香「そこまで自惚れてないですよ。ただ、松島さんて私みたいな女は圏外でしょ」
恋愛に最も必要なものはマーケティングだと、美香は思っている。需要のないところ
でいくら頑張っても無意味だ。需要のあるところへ行かねばならない。
美香「あっ。もしかして、私が本気で鈴ノ木さん好きだったと思ってるとか?だとしても、なぐさめとかいらないですから」
失恋ぐらいで、ウジウジ泣いたり落ち込んだり、そういうのは美香の美学に反するのだ。
松島「いや。俺が美香ちゃんとゆっくり飲んでみたかっただけ」
松島はにっこりと微笑んだ。が、反対に美香は顔を強張らせる。
美香「……松島さんて、人畜無害に見せかけて、実はそうでもないっていうか」
美香は松島の笑顔の意味を考えあぐねた。策士は策士が苦手なのだ。
松島は学生アルバイト風の店員が持ってきたおかわりのジョッキを美香に手渡すと
、自分のグラスを近づけた。
松島「まぁ、とりあえず、今日のところは鈴ノ木夫妻の幸せを願って、もう一度
乾杯しよっか」
おまけ小話、了。
松島と美香は社内の飲み会で時々一緒になることはあっても、ふたりきりで
飲みにいくような間柄ではなかった。それなのに、突然、松島から誘いがあったのだ。
松島「横綱じゃないと、誘う権利もなかった?」
松島はおかしそうに目を細めた。
美香「そこまで自惚れてないですよ。ただ、松島さんて私みたいな女は圏外でしょ」
恋愛に最も必要なものはマーケティングだと、美香は思っている。需要のないところ
でいくら頑張っても無意味だ。需要のあるところへ行かねばならない。
美香「あっ。もしかして、私が本気で鈴ノ木さん好きだったと思ってるとか?だとしても、なぐさめとかいらないですから」
失恋ぐらいで、ウジウジ泣いたり落ち込んだり、そういうのは美香の美学に反するのだ。
松島「いや。俺が美香ちゃんとゆっくり飲んでみたかっただけ」
松島はにっこりと微笑んだ。が、反対に美香は顔を強張らせる。
美香「……松島さんて、人畜無害に見せかけて、実はそうでもないっていうか」
美香は松島の笑顔の意味を考えあぐねた。策士は策士が苦手なのだ。
松島は学生アルバイト風の店員が持ってきたおかわりのジョッキを美香に手渡すと
、自分のグラスを近づけた。
松島「まぁ、とりあえず、今日のところは鈴ノ木夫妻の幸せを願って、もう一度
乾杯しよっか」
おまけ小話、了。


