【シナリオ版】釣った夫は腐ってました!~鈴ノ木夫妻の新婚事情~
華「光一さんこそ、いままで誰といたの? あの嫌がらせだって、誰のせいよ?」
華は憎しみのこもった目で、光一を見上げた。

光一「……なんの話だ?」
華「女の人といたの、知ってるよ。うちへの嫌がらせだって、きっとその人が」
光一「ちょっと待て。誤解してるのはどっちだよ」
華「もういいの!私、しばらく帰らないから!あの人と赤ちゃんと仲良く暮らしてください」

華は吐き捨てるように言って、その場から走り去った。
呼び止める光一の声を背中で聞いたが、振り返らなかった。





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