ゴンドール森の魔女リュシカ。
とくにリュシカが好んだものはイノシシ鍋であった・・・

(ああ。
当世書生気質みたい・・・

イノシシ鍋にこんなに心をときめかすなんて・・・

よほど枯れてしまったのかしら・・・)

リュシカはドワーフたちの宴に向かいます。
洞窟に入り、地下の村に向かいます。ゴンドール森の地下都市でした。

「よく来たな」とドワーフたち。
「こんにちは。
エリリオンさまはいらっしゃるかしら?」とリュシカ。

「おお。ここじゃ、ここじゃ」とエリリオン。

気のいいドワーフたちの長老です。
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