私は彼氏がキライです!?〜クラスメイトとLOVEバトル〜
「・・・ユミ」
「カバン持って来てやった。」
ニッコリ笑うユミを見て、何だかホッとした。
「ありがとう。・・・ごめんね。」
ユミはそのまま私のベッドに腰をかけた。
「ユミ、カラオケ行かなかったんだ?・・・ナル達、怒ってた?」
「別にアイツら怒ってないよ?カラオケはまた今度にするって、帰ってったよ。」
私とアツがテンション下げさせたからかなぁ?
悪いなぁ・・・。
「ねぇコナンさ・・・倉橋何か言ってた?」
ユミの質問に私は首を振る。
アツとは、学校を出てから喋ってない。
最近少しだけ、前よりアツの事分かる様になってきたと思ってたのに、
今日アツが何であんなに怒ったのか、全然分からない。
「やっぱり、私とアツが付き合うのは無理なのかなぁ・・・」
言った瞬間、涙が出た。
悲しいのか、悔しいのか分からないけど、胸の中が苦しくなって、溢れ出す涙が止められなかった。
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