文の幸福
終業式が終わり、帰り準備をしながら、静香と陽子に話しかける。
「ねー、今度の金曜日ってクラブ行くの?」
「もちろん!金曜は誠がDJするから」
「まだ、説得できてないけど、私も行ってみたい。連れて行って欲しいな?」
「仁と言い、クラブと言い、文デビューね。」
「違うよ、前から楽しそうで行きたかったけど、部活してたし、門限あったし、学校あったし。明日から夏休みだし。」
「いいよ。説得できたら連絡ちょうだい。陽子も行くでしょ?」
「うん。途中で蘭と消えるけど。」
「そうね、あたしも誠と消えるかも、文、行くなら仁に声かけておいて。文なら夜道でも大丈夫と思うけど、残るなら相手いた方が楽しいし。」
「わかった!ありがとう!明日連絡するね!」
「OK!バイビー」
「バイビー」
陽子はダサいと言ってたけど、たまにでる静香の“バイビー”は私のお気に入り。