文の幸福

終業式が終わり、帰り準備をしながら、静香と陽子に話しかける。

「ねー、今度の金曜日ってクラブ行くの?」

「もちろん!金曜は誠がDJするから」

「まだ、説得できてないけど、私も行ってみたい。連れて行って欲しいな?」

「仁と言い、クラブと言い、文デビューね。」

「違うよ、前から楽しそうで行きたかったけど、部活してたし、門限あったし、学校あったし。明日から夏休みだし。」

「いいよ。説得できたら連絡ちょうだい。陽子も行くでしょ?」

「うん。途中で蘭と消えるけど。」

「そうね、あたしも誠と消えるかも、文、行くなら仁に声かけておいて。文なら夜道でも大丈夫と思うけど、残るなら相手いた方が楽しいし。」

「わかった!ありがとう!明日連絡するね!」

「OK!バイビー」

「バイビー」

陽子はダサいと言ってたけど、たまにでる静香の“バイビー”は私のお気に入り。

< 140 / 225 >

この作品をシェア

pagetop