文の幸福
7
・仁side


結局昨日は何もなく、クラブからかえり自分の不甲斐なさに戸惑いながら、あまり寝れなかった。

カレコレ四日ヤってない。

でも疲れた。今日はジムも休んで家で寝よ。

講義を終えて家に帰る。

マンションのエントランスの端に小柄の女子高生がいる。
・・・随分と妖艶の風貌だ。文ちゃんと同じ制服?

マンションに入ろうと近づく・・鞄をガサゴソしている・・文ちゃん?

髪の毛を下している時は年齢相応に高校生にみえるが、髪の毛を上げると物凄く妖しいほどに艶めかしくみえる。

それにしてもとんでもなく顔小さくないか?
ドキドキしながらすれ違い様に気が付きました感をだしつつ近づき声をかける。


< 54 / 225 >

この作品をシェア

pagetop