無敵の総長は地味子ちゃんに甘すぎる
まさにターゲット変更。
鋭い視線に射抜かれ、無意識に敬語になってしまった。
「そうだよ冬哉~!....っあ、ノゾミちゃんから電話。ちょっと出てくるわ~」
「ちょっ、駿くん!?」
ここで抜け出せるなんて、どれだけメンタル強いの.....!?
そんなことしたら、冬哉くんの怒りがMAXになる....!
おそるおそる冬哉くんに視線を送れば。
「もう一回、買いに....」
「っは、はい!その通り....!」
なぜか考え込んでいる冬哉くん。
だけど、この際、機嫌が直ればなんでもいい....!
「なぁ、お前って女だよな?」
「え?....は、はい」
ふわりと顔をあげた冬哉くんからの、突然の性別確認。
....え、なんの確認?