孤独な私が愛を見つけたら
「両親は私に親としての無償の愛を注ぐことが出来なかったんです。」

私は下を向いて、苦笑いをする。

「3人がそれぞれに対等。それがそういう事なんです。」

そして正面に吉田さんを見る。

「甘える事を諦めた時、私は人に距離を取る事をし始めたのだと思います。自分に他の人は必要ない。」

吉田さんが不安気な表情を見せた。

「私の中ではそれが当たり前だったので、可哀そうではないんですよ。」

私はニッコリと笑う。

「…そういう事ですか。だから…。」

吉田さんが私に視線を合わせ、表情を変えた。

「態度は人を寄せ付けないのですが、あなたの内側からは、自分を受け入れて欲しいというオーラを感じます。多分、それに俺や香織さん、そして坂下さんが引き付けられるのですね。」

「あっ…、ごめんなさい、私…。」

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