私の主治医はお兄ちゃん



駿「とりあえず優兄呼ぶね。」

美「うん…」


俺は優兄を呼んだ
すると優兄はすぐに来てくれて…


優「美音、どこか痛いところは?」

美「大丈夫。今日はもうおうち帰れる?」


優「今日は念のため病院に泊まっていこ?」

美「嫌!お願い。大丈夫だから…」


美音がこんなお願いの仕方は初めてだ。

入院を嫌がるときは基本検査とかが嫌でってことはあるけど…



今日のは何かに怯えているような…

何かを諦めているような…


そんな感じ。



優「わかった。今日は仕事終われば帰れるから。一緒に帰ろう。」


そんな美音には俺らも強制はできなくて優兄も一緒ならいいと言ってくれた。

正直優兄がいるなら俺も安心だ。









それからしばらく休んで俺らは優兄の車で家へ帰った。












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