私の主治医はお兄ちゃん






優「病院着いたぞ。美音はとりあえずは元気そうだし、これをゆっくり飲んでろ。」


そう言って経口補水液を渡した。
美音はコクリと頷いて飲み出した。






すると…






高「神崎じゃん…」

そう言って振り返ると俺のクラスの高橋がいた。
あれ、今日休んでなかったっけ。




美「高橋くん!」


高「よぉ、神崎妹。」


そう言って美音にも微笑みかける高橋だけどなんだかフラフラしてるようだった。




様子を見ているとフラッと美音の方に倒れそうになる高橋。


駿「おっ…と。大丈夫か?かなり体熱いけど。」

俺は慌てて高橋を支えた。
熱い体。だいぶ熱がたかそう。



高「わりぃ。俺帰るわ。」


そう言って高橋はフラフラとした足取りで帰って行った。






優「おーい。駿は整形外科受付したから行くぞー。」


駿「はーい。」












看「神崎さーん。神崎駿介さん。第2診察室へお入りください。」


結局美音と優兄には先に家に帰ってもらうことにして、俺は1人で整形外科へと来た。





俺はひとまず呼ばれた診察室へと入った。



駿「お願いします。」


医「おー君が優也の弟か!やっぱり兄弟揃ってイケメンだね。モテるでしょ?」

なぜかめちゃくちゃテンションの高い先生。


駿「は、はぁ……」


看「先生早く診察お願いします。」

看護師がぴしゃりと言うと急にその人は医者の顔になって診察を始めた。





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