私の主治医はお兄ちゃん





駿「美音!帰るぞ。」


美「うん……」




体がだるい……
席を立った瞬間に襲ってくる立ち眩み。


駿「おっと……」

駿介がふらつく私の体を支えてくれた。

美「ごめん…」


駿「いいから。……熱いな。」
私のおでこに触れながら駿介は言った。


美「大丈夫…」

そう言うと駿介は私を抱き上げた。


美「ちょっ…駿介離して…」

駿「うるせ~。大人しく抱かれてろ。」



駿介に体をあずけると私は眠ってしまった。






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