交わることはない

鈴☆☆


・・ショック・・だった・・


大夢からの・・・言葉が‥‥

うるさいんだよ・・
彼女面とかやめてくれ・・
もう、ここにも来ないでくれ・・

その場から・・

どうやって
自分の部屋に帰ったのか
わからな‥‥かった・・・

それからは
大夢をさけた‥‥

会社は一緒でも部署が違うし
階も違う・・助かる‥‥・・

だけど・・
自分の気持ちを
どうして良いのか・・わからずにいた

ずっと好きだった・・
大夢のそばにいれるだけで
良かった

でも・・あの夜・・
やっと・・気持ちが通じたと
思っていたのに‥‥

違って・・いた・・の・・

逃げだけど、今は仕事にだけ・・
専念をする・・

そんな毎日を‥‥
      過ごす・・


時々・・
遠目に大夢をみかける
亮達と楽しそうに話ながら
歩いている大夢は
やはり、かっこいい。
「どうしたの、鈴?」
と、同僚に言われて
「ううん、何でもない
        行こう。」


あれから・・数ヶ月が過ぎ‥‥

「鈴、顔色悪いけど
     大丈夫なの?」
と、言われる毎日

本当に
食欲もないし、倦怠感がある
金曜日まで頑張って
土曜日に病院に行くと
産婦人科に行くように言われて
悪い病気ではないか・・と
心配して近所の産婦人科に行くと‥‥


‥‥‥‥妊娠‥‥‥‥

えっ‥‥嘘っ‥‥
それに‥‥
もう‥‥4ヶ月過ぎていて‥‥
「おろすなら
早いほうがよい
赤ちゃんは、どんどん育ちますよ。」
と、先生に言われた。

私が、妊娠していると
言われて絶句したのをみて
訳ありと判断した
先生の言葉だ・・・

「どちらにしても
お相手の方と
話して、二、三日うちに
病院にいらして下さい。」
と、言われて大夢にLINEをするが
既読にならず
電話をするが留守番になる

時間がないため
亮に接触することにした。
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