交わることはない

出会い


亮と笑子☆☆

大夢と久しぶりに飲みにでた。
鈴との生活も落ち着いてきたから
飲みに出てもよいかな
と、なって。
すると、大夢が
「七湊?」
と、声をかけたのは、
大夢の弟と結婚した七湊ちゃんだ。

七湊ちゃんと大学で一緒にいた
相原さんもいて
一緒に飲む事に。

相原さんは、小学校の教師をやって
いるみたいだ。
相変わらず美人だ。


大沢が地方に行っているとかで
七湊と一緒に食事がてら
飲みにでた。

そこで、大夢先輩と大夢先輩の
友人の黒木 亮さんと会って
私が一緒にどうですか?と誘った。

大沢 遥は、一緒に飲むことを
ぶちぶち言っていたが・・・

亮さんは、大夢先輩の七湊に
対するドタキャンを忠告したり
していたときいて
七湊は、びっくりしていた。

七湊の事をずっと心配してくれていた
みたいだ。

それに、私と七湊が
大学を二分するほど
人気があったんだよ
と、言ったので
七湊とびっくりしていた。

帰りに七湊は、大夢先輩が
送って行った。
まぁ、お義兄さんだしね。

私は、亮さんが送ってくれて
「相原さん?笑子ちゃんと
呼んでも?」
と、言われて
「はい、私も亮さんで?」
「ああ、構わないよ。
それに、敬語もいらないかな
もう、少し時間大丈夫?」
と、言われて
笑子も、もう少し話して見たかったから
「はい、うん。」と、言って
二人でBarに入り飲みながら
話をした。

会社の話や学校の話をした
亮は、イケメンだけど
話しやすいし、気もきくし
何より優しい。

笑子は、綺麗なのに楽しくて
芯をきちんともっている娘で
亮も笑子も出会いたい人に
出会えた思いだった。

亮は、笑子を送りながら
「笑子ちゃん。俺、笑子ちゃんの
事が好きになったみたい。
俺と付き合ってもらえないだろうか?」
「‥‥私も亮さんの事が
好きになっています。
宜しくお願いします。」
と、答えると
亮は、笑子を自分の元によせて
抱き締めた
「きゃっ」
「ごめん、つい、嬉しくて。」
と、言うと
笑子は、亮の腕の中で
首を横にふった。
しばらく抱き締めてから
亮は、笑子と手を繋いで
動きだし、笑子のマンションまで
送って行った。

そこで、連絡先を交換して
笑子の唇にそっとキスをして
帰って行った。
笑子は、唇をおさえながら
自分の部屋に入り
七湊に直ぐに連絡した。
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