交わることはない

七湊☆☆

家について遥に連絡した。

遥は、寂しそうにつまらなそうに
グチグチ言っていたが
「私は、遥だけだよ。
遥が大好きだって、知っているでしょ。」
と、言うと
帰りたいだの、もう嫌だ、だの騒いで
いたが、
「明日帰ってくるの待ってるね。」
と、七湊が言うと
「直ぐに帰るから。」と、言って
電話を切った。
七湊は、お風呂に入り
ゆったりしていたら
笑子ちゃんから電話・・・
笑子の話しにびっくりしたが
凄く嬉しくて
「良かったね。
亮さん、イケメンだし、優しいし
笑子ちゃんとお似合いだよ。」
と、言うと
笑子ちゃんは、凄く照れていたが
「あっ、亮さんから電話きた。」
と、言って電話を切った。
うふふっ、良かった。
笑子ちゃんには、幸せになって
貰いたいから。
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