交わることはない

みのり②☆☆

みのりは、何も考えなくて
良いように仕事に全力を注いで
毎日を過ごしていた。

三食もままならず
睡眠もけずり・・・

イタリアを拠点に
動き回っていた
その日は、仕事も終わり
イタリアで雇った秘書の
マリアナに無理矢理
連れてこられて食事をすることに。

『ボス。
少しでも良いから食べて下さい。』
と。
朝からあまり体調が良くなくて
食事をとっていなかったから。

彼女は、凄く心配していて
『食べないなら日本のユズルに連絡する。』
と、言われた。

弦に連絡いくと七湊や父に
連絡がいくから
『はいはい、ありがとう。
マリアナ』
と、言って日本食のレストランへ


少し口にするが気分悪くなり
トイレに行き
トイレから出ると
反対方向から来た人にちょっと
身体が当たってしまい
そのまま倒れてしまった。
“ きゃーっ ”
と、悲鳴をききながら・・・
目の前が真っ暗になった。

目を覚ますと
少し気分は悪いが
頭は、すっきりしていた。

多分、ここは病院だ・・
  倒れちゃったんだ・・

あっ、まさか
マリアナ、弦に連絡していないよね
と、考えいると
病室の入り口が
騒がしくなり
< コンコン >
返事をする暇なく
入ってきたのは、
マリアナとエド?
『ボス!』
『ミノリ!』
目が覚めていた私を見ると
マリアナは、直ぐにどこかに電話をし

エドは、みのりの手をとり両手で
握りしめた。
『あの?えっと·····二人とも
心配かけてごめんなさいで
良かった?』
と、言うと
電話を終えたマリアナが
『ボス、何日か休んでください。
身体が悲鳴をあげてるそうです。』
『えっと、でも~』
『でしたら、再度、ユズルに連絡を。』
『わかった。わかったから!!』
と、言うと
エドが笑いだして
私もマリアナも笑ってしまった。

マリアナは、みのりの入院の準備に
みのりの部屋へと
 行った。

エドは、
『びっくりしたよ。
たまたま、僕もあそこにいたんだ。
悲鳴が聞こえて
駆けつけたら、ミノリが倒れていて
マリアナが救急車を呼んで
一緒に病院についてきたんだ。』
『そうだったの
ごめんなさいね。
連れの方がいたのでは?』
『大丈夫だよ。
友人達と一緒だっただけだから。』
『その友人の人達
待っているんじゃないの
私は、もう大丈夫だから
行って。』
『・・・・・・』
『エド?』
『····僕が····いると邪魔?』
『そっ、そんなこと思ってないよ。』
『ホッ、それなら良かった。
ミノリ、心配なんだよ。
だから、ここにいさせて。』
と、言うエドに
みのりは、コクンと頷いた。

少しして先生がきて
症状の説明があり
『二、三日入院して
口から食べれるように
なったら退院しても大丈夫ですよ。』
と、言った。
エドは、先生に
『ありがとうございました。』
と、言って頭を下げてから
『ミノリ、ほら横になって。』
と、言った。

みのりは、素直に従って横になると
マリアナが戻ってきて
ミノリの必要な物を置いて
足りないものを確認してから
みのりは、仕事の打ち合わせをして
マリアナを帰した。
『エドがいてくれるから。』
と、言うと
エドは、目を白黒させたが
嬉しそうに笑った。
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