本当の真実と愛
話始めるまで沈黙が続いた

しばらくして何かを決めたように
「亮君、あのね私亮君のお母さんから預かってるものがあるの」

そう言ってカバンから取り出したのは小さな日記帳だった

「これ、もし私が死んじゃったらあの子に渡して欲しいって…預かってたの」

どうやらその日記帳は一つではないらしく3冊ほど出てきた
「ありがとう、ございます」

素っ気なく言った俺に「ちゃんと読んであげてね」と言い帰って行った

母さんが日記をつけているところなんて見たことがない
しかもその中の1冊はほかの2冊と比べボロボロになっていた
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