飼い主の溺愛
扉をあけて、自分の部屋のベッドに倒れこむ。
うぅ〜
枕を抱き枕にして、
ぎゅーっと握りしめて、
眠りにつく。
…眠れない。
どれくらい経ったのか携帯を見ると、
1時間くらいたっていた。
12時…流石に寝てるかな…
薄い布団一枚をかぶって、
リビングを覗くと、まだ電気はついていた。
集中しているのか、
私の気配に気づいていないみたい。
出来るだけ気配を消してホットココアを作る。
イヤホンをしているのか音にも気づかないみたい。
ココアをもって近づくとようやく匂いで気づいたのか、
椎名さんと目が合う。
「え、美夜?どうしたの?」
イヤホンをとりながら言う。
「なんだか眠れなくて…邪魔しないのでお隣いいですか?」
「ん、おいで。」
椎名さんは横を開けてくれる。
よかった、断られなくて。